ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

美術部

書類系(一見書類が積んであるように見えて、書類以外のものまで巧妙に積まれています)の山が一つ片付きました。一番下にあったのは40年前のカレンダーでした。

お店で画材を買った時に頂いたカレンダーです。絵具や木炭ってここで買うのが常だったような気がするのですが、本当にそうだったのかなぁ?結構距離あるのですけれど。それにしても良く残っていたなぁとしみじみ。パラパラめくりながら当時の事で思い出せたこともありました。まぁそうやって作業が遅延していくのですけれど。

入学直後に一念発起して入ったスポーツ系の部活は1カ月位で挫折して、早々に帰宅部だったのですけれど、その後美術部に入ったのはいつだったかなぁ?同人会長のKちゃんに誘われたような記憶もあります。

入部すると石膏立方体の鉛筆デッサンから描いていくのが当時の風習。鉛筆や練けしの使い方を教えてもらいながら描いて、先輩やKちゃんからOKが出ると、次の幾何立体へ。最後は球だったかな?

で、幾何立体が終わると石膏像。最初はマルス像を描いたような記憶です。中学辺りからギリシャ神話にハマっていたので、モチベーション自体は低くなかったのですけれどね。

最初の立方体からうまく形をとることができなかったです。モチーフは見えていたと思います。目のつけどころも入部してから教えてもらっています。でもねぇ、絵がゆがむのです。

「みんな上手に描いているのに、どーして僕は下手なんだろう」

幼いころからそういう場面に何度も出くわしてきたのに美術部。その背景には不純な動機があったわけですけれど、動機が不純だったが故に長続きしたんじゃないかな?とも思います。

支援系のお勉強をしてきた今なら、絵のゆがみについて「空間認知の弱さが…」と原因も自己支援策も立てられますが、そんな知識はありません。ひたすら描く。でもそれって、経験値を上げることにはなるので、そんなに的は外していなかった事になります。

teen期は学校系人的環境に非常に恵まれていた、と私は思っています。美術部でも先輩のアドバイスが具体的だったり、同級のKちゃんの教え方が「スキル学習」だったりしました。おかげで、少しずつ矯正されていったんですね。モチーフの見方が分かってきたり、描く時のポイントが分かってきたり。でも全く気にならないレベルには達しないので、油絵なんかの自由課題は静物画ではなく風景画に逃げるわけですけれど。

勿論当時の自分に発達障害の自覚はありませんし、振り返ると色々な場面でトラブルもあったのですが、友人が良かったとしか・・・学生生活を楽しく過ごせたのは周囲のおかげでしょう・・・なんて考えて、しみじみ。

 

卒業後も美術部時代に購入した画材は使い続けました。大学で美術の授業はあったし、就職後は子ども絵画教室に通わせてもらって前世紀の間は定期的に描いていたので、不純な動機のパワーは凄いといわねばなりません。それより何より小学校教員で絵が描けるのは結構有利なことでした。使えるアイテムを美術部に与えてもらった感じでしょうかね。

今は部室も校舎も学校自体も無いのですが・・・とか思いに浸っていると身辺整理が終わらない!