ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

夏休み?

3:45にカラスが鳴き、窓の外に目をやると東の空が少~し明るくなっていました。紫立ちたる雲はありませんでしたが、やはり夏の朝は早いと思ったのでした。

例年だと今日明日辺りから学校が夏休みに入ります。今年は今月いっぱい授業の所が多いですね。地域の小学校は8月に4週間の夏休みだそうです。今月いっぱいやっても授業日数は8日増えるのみ。エリアによって学習への対応が違いが出るのは当たり前なんですが、どんな対応をしてもストレスはかかりますよねぇ。大人しく9月始まりに切り替えちゃえば良かったのに・・・と思う訳です。

単元時間を短縮して教えるって結構難しくて、数年前に社会科1単元分を「時短と地域教材」テーマで学級を借りて授業をやらせてもらったのですが、うまくいかなかった経験があります。押さえるべき内容は採り上げられましたが、時間の割に情報量が多いっていうのは、理解できる子が偏ってしまう。子どもの理解度を上げるには、やっぱり「ゆとり」ある時間が必要だと思います。教員のゆとりと授業のゆとりと。

以前、夏休みが無くなるかも知れない、という報道があった時に「暑さ」を心配しました。でも今年は気温が低めなんでしょうか?梅雨にしては過ごしやすい日が続いてきましたよね。梅雨明けしてからが恐いです。

支援級や通級を担当していた時には、暑い季節に負荷をかけるのは御法度って子が多く、10月半ば頃に秋風が吹くまで控える内容があったりしました。通常級担当していた時は「集中課題は午前中」という原則で時間割を組んでいました。通常級でも暑いと作業ペースは落ちます。これは授業者の技量との勝負になる訳で、授業が巧ければキープできますが、やはり限界はあるでしょう。この季節に詰め込みやって、どれだけ身になるのでしょう?成長のバランスがとれないんじゃないかな?受験生とは違うんだし。

エアコンあるから大丈夫、って政治家さんはおっしゃいますけれど、教室の中って場所によって温度差があるんですよね。冬の暖房だと「寒かったら着る」が通用しますが、脱ぐ方には限界が・・・

登下校もちょっと心配ですね。長期休み中に教員は地区巡視を行うのですけれど、夏休みの巡視では子どもにあまり会うことが無かったんです。やっぱり暑いから外に出ないのかなぁ、って。心配しすぎかなぁ。

それでまた登下校の見守りを毎日やることになったりすると教員の負担がさらに増えてしまう。負担といえば、夏休み期間の学校閉庁日を今年だけ増やす自治体も出てきたのは良いですね。春からのバタバタ感を踏まえて、教員に時間的なゆとりを。

せめて今年は涼しい夏でありますように。朝の8時台と午後の3時台だけ涼しい風が吹くとか・・・