ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

8月15日

終戦記念日ですが、TV番組で戦争物をやっている所はないようです。昨日、NHKがドラマをやっていたようですが、他局はどうなんでしょうか。昔は戦争モノが多かった記憶です。

 

実際には平和条約締結で戦争が終わるそうなので、サンフランシスコ平和条約に関わる1951(昭和26)年9月8日の署名日、1952(昭和27)年4月28日の公布日のどっちかを終戦日とした方が相応しいのかなぁ?4月28日を記念日にして休日にすると、GWの拡大が出来ます。

参戦国との平和条約で戦争が終わると考えると、まだ戦時中なのですね。「まだ戦争は終わっていない」と発する時には、戦争でとても辛い思いをしていた・・・している高齢者の方々の気持ちを汲んで使うことが多いと思います。でもカタチの上でも80年近く経過しているのに戦争は終わっていないんだなぁ。しかも恐いことに隣国と平和条約がないんだねぇ。増税には反対ですが、軍備は整備しておきたいなぁ・・・議員を減らすとか議員を含めた国家公務員の予算執行の透明化でかなりお金が出てくるのでは?

 

1945(昭和20)年9月2日も終戦の日の候補のようで、戦艦ミズーリで降伏文書調印を行った日です。停戦協定だとのことで、これも終戦かなぁと。この時には隣国も調印しているのですねぇ。一応この時から休戦状態にはなっているのですね?

 

で、今日は玉音放送の日であり、ポツダム宣言受諾を公表した日です。国家元首が降伏しますって公言した訳ですから、これも確かに終戦の日だよなぁ。

でも実際には玉音放送の後も戦闘が続くんですよね。思いつくのは満州樺太、千島、彩帆、フィリピン&ニューギニア、他にもあるかもしれません。小野田さんや横井さんという帝国軍人さんが現地で戦闘状態を解除して帰国したのは70年代・・・と云うことはこの辺りを終戦の日にするのが良いのでしょうか?

 

終戦の日敗戦の日終戦記念日など、呼称についても色々な考えが出ています。敗戦というと屈辱感があるとか、でも戦後すぐの皇族首相が終戦ではなく敗戦を指示したとか、色々・・・。しかしまぁ、とりあえず降伏はしたんだから負けたんだよねぇ。

教える時には「負けて終わった」という表現になりますよ。私としては言葉はどっちでも良いのですが、「終戦」「敗戦」と並べちゃうと、終戦の方は「引き分けたのかな」といったニュアンスが出てくるのかなぁ?負けるのが嫌いな人は「終戦」を好みそうですけれど、カタチの上では終戦してないという・・・