日大アメフト問題で今、コーチと監督が記者会見をしています。ネットで流れているのでライブで観ていますが、色々考えちゃいますね。
聴いていて一番気になったのは、「一つ質問します」と言っておいてたくさん質問している記者さんですね。
司会者が同じ内容の質問を止めようとしていましたが、止まりませんね。結局、質問者が聞きたいと思う答えを聞くまで満足できないのでしょう。きっと、質問者の期待があって、答えがその範囲に入らないと納得できないのかもしれません。
何か、後半の質問は、答えが予想できるようなものが多かったです。だってさっき○○と答えたんだから、これは○○と答えるでしょう、みたいな。本当に情報を掘り下げたいと思っているのかしら?みんなで質問しているのだから、バラバラに質問するんじゃなくて、連携できないものかしらね。
ほら、学級会でも関連した意見や質問から発言するじゃあないですか。個人プレーばかりで、こういう場面からも今現在の国民の社会性が垣間見えるように思うのですが。
質問の答えを聞いていて気になったのは、指導の姿勢ですかね。
教える側の常識を強要している状態が伝わってきます。前世紀の悪い伝統を受け継いでいるんでしょうね。強い言葉を今は使っていないと答えていましたが、教わる側のアセスメント抜きに教える側の都合のみで指導している点で昔と同じでしょう。
自身が行っている指導を振り返る良い視点になると思いますが、どうでしょう。
教えるっていう行為を軽く見ているからそうなっちゃうんだと思います。
そもそも自分は、記者会見って何のためにやっているのかがよく分かっていないのですがね。