限局性学習障害(Specific Learning Disorder)の講義を受けております。算数分野について3回目の同じ講義です。回数を重ねることで記憶の刷り込みや理解を進める効果を狙っています。こういうことができるのもリモート受講のメリットです。辞書を引くとSpecificは、明確な、曖昧でない、限定された、具体的な、固有の、個別の、特定のと言った意味が並んでいます。
初回から一番印象的な言葉がNumber senseです。算数力を数処理・数概念・計算・数的推論という因子に分けて、計算場面では数処理と計算、文章題では数概念と数的推論と使い所が分かれるそうで、「計算はできるけど、立式ができない」とかその逆とか、子どもによく見られた状況の背景が理解できた気がします。
場面ごとに様々な支援が紹介されたのですが、計算は計算機でいいや、と刷り込まれているので、興味は数概念に。
序数性と基数性って昔習ったなぁ。数直線が苦手な子はいっぱいいました。なるほど~見え方の問題もあったのかぁ。などと支援方法の拙さを反省。
こういう部分を勉強ではなくゲームで伸ばすことはできないかなぁ、と永らく考えています。Number senseねぇ。