ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

ビーガン

ビーガンという言葉をよく聴くようになりました。菜食主義とは違うと云うことで興味を持ってググってみると、動物愛護系の考えなのかと思いました。「動物からの搾取」という言葉が出てきます。搾取しない範囲が色々出て来ますが、蜂蜜や絹も避けるそうで、昆虫も対象になっています。今流行りの昆虫食はダメなんですね。

記事を読んでいると、食としては健康によい面が多いようです。動物を食べないので、鉄や亜鉛、ビタミンA、ビタミンB2とB12、ビタミンDDHA、カルシウム、タンパク質などは不足するとのことですが、そこに気をつければ、メタボ系には有効な食事だと思います。まぁ結構気をつけるのが大変そうですが・・・

捕鯨反対運動で出て来た「頭のよい動物は守ろう」という優生思想につながりそうな考えでは無く、「生き物はみんな友達」的な?そういう発想なのかしらん?だとしたらこちらの方が理解しやすいかも知れません。

 

こういう話が出てくると、考えちゃうのが給食です。どうなっちゃうんだろう?

現状に習えば、アレルギー対応と同じ様にターゲットを避けたメニューってなるでしょうけれど、避ける物質が多すぎます。保護者がメニューを見て可食か否かを吟味して、不可食メニューを弁当持参、になるかなぁ。

アレルギーと違ってすぐに具合が悪くなったりすることはないんだろうけれど、宗教上の理由で忌避するのと同じ感じかなぁ。だとすると、結構もめそうだなぁ。

 

日本ビーガン協会のページを開くと、

vegan.or.jp

まだ、作成途中のようで、ビーガンについて詳しい情報は得られませんが、ブログなどを読むと何となく方向が見えます。ビーガン給食の記事もありました。

動物由来を避ければ、今の自分の健康にも大変良いことは分かります。出来ることはやりたいと思いますが、結構難しい。

単純に経済的にお肉の方が安い、という問題。買い物の時に「100gいくら?」という基準で思考していますが、米を除けば、圧倒的に鶏肉や加工肉に軍配が上がってしまいます。植物は高いよ・・・安いモノばっかり食べているから不健康なんだ、という理屈になるのでしょうかね・・・

もう一つ。野菜を作る畑を守るための獣害駆除ってのがありますが、そういうのってどう考えているんでしょう?駆除しない方向なのかなぁ?それじゃあ困る人がいるし、駆除したら可食な物は食べなきゃもったいないし・・・

植物だって生きているんだけどなぁ、と個人的には思います。植物に感情があると発信している方もいます。命を頂くことには変わりないと思うんですけどねぇ。「果実は動物に食べてもらうモノ」とは思いますが、与えられるモノだけで今更生きていけるのかなぁ?