ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

選挙と教育

衆議院が解散して、ネットにも政治屋さんの自己アピールが増えてきました。「あなたの思いを1票に託してください」と政治屋さんがみんな呼びかけています。でも選ぶのが難しいですよねぇ。

 

子育て支援金や教育費の問題は、与野党で色々取り上げられてきましたが、イチ現場の視点としては給食無償化が優先順位のTOPでして、いろんな場所の知人教師に聴いても賛意が圧倒的です。給食費事務が無くなるのは、教員の負担減にもなります。給食費未納問題って全国的ですし、家計問題、思想問題などがあって解決が難しいので尚更って思います。

塾の費用を心配している政党もあります。現状から考えると妥当な提案だとも思いますが、本来なら塾が無くても教え育むことができるシステムが提案されるべきじゃ無いのかしらん?通塾支援費用を使って学級の人数を減らすとか・・・でもそんな言うと、塾産業の関係者票は入らなくなってしまうので、提案する政党は無いでしょうねぇ。

深浅はありますがインクルージョン方向の内容がどの政党からも提案されています。まぁ国政に関わる人の報道や国会中継などからは、それらしさは微塵も感じられませんが。本当にインクルーシブな社会ならば、人は活躍できる場で社会参加できると思うんですけど、甘いですかね?そしたら大学は半分位いらなく無いですか?跳んじゃいますけど、そもそも大学ってそれほど必要なモノでもないと思うのです。結局学歴では無く、その方の人柄だったり特性だったりする訳じゃ無いですか?まぁ何でもそうですよね、教員だって同じです。教員養成大学を出てますけど、受講に関しては仕事に生かせたのは6割くらい・・・結構高目だと思います。自身は仕事の上で大事と思える講義が多かったのですが、周囲に聞いてみるとそんなこともなく、実際には講義を仕事に活かせなくても日々を切り抜けることは出来るんじゃないかな。「教育実習とは違う」と言われたこともありますしね。

そもそも、教育問題の根っこはカリキュラムじゃないかなぁ?「集団の中で教え育むにはゆとりが必要」というのが自分の考えで、あれもこれもそれもどれも何でも詰め込んできたから授業も教員もブラックなんでしょう?社会人育成の点からは、毎日何かしら起きるトラブルの中で学ぶモノが大きいんじゃなくて?あんな、キュウキュウと詰め込まれたカリキュラムでそれは難しいでしょう。道徳を教科化しちゃったけど、実際のトラブルから学ぶモノの方が理解しやすいのは自明ではありませんかね?

これまで行われてきた教育課程の増量は、選挙公約やマニフェストにあったかなぁ?記憶に無いのですが。

組合で押している政党もありますが、現場からかけ離れたイメージのトコロは避けたいし、良くやっているなぁという政党でも所属議員の不始末でイメージが悪かったり・・・政治やさんたちはホントに投票率を上げようと思っているんですかねぇ?