ラジオを聴いていたら、ウクライナでの戦争を教材化して授業を行った先生のお話しが流れてきました。自分が担任でも採り上げはするだろうなぁ、と思いながら聴いていました。番組では、子どもと戦争の話をする時のポイントも紹介していました。情報元はSave the Children
専門家がすすめる、子どもと戦争について話すときの5つのポイント
1. 子どもが話したいと思っている時に時間を作り、耳を傾ける
2. 子どもに合わせて話をする
3. 子どもの気持ちを受け止める
4. 世界中の大人がこの問題を解決するために、懸命に努力していることを伝え、安心を促す
5. 現実的な手助けをする
授業でやろうとすると、
1、は、学年が高いと時事問題を知っている子の割合が高くなりますが、知らない子もいるだろうし・・・導入の工夫をして関心を高めるとか?
2、3、は、教員なら常に意識しているべきだとは思いますが・・・
4、の視点って大事だよなぁ、と思いました。特にネット社会は情報なり映像なりが発達段階を超えた質や量で入ってくる事を考えると、感情・情緒面でのマイナスが心配ですよねぇ。
5、は採り上げ方で変わるのでしょうけれど、個々の行動になるのか、学級としての行動になるのか・・・
・・・等と考えながら聴いておりました。でもあらためて5つのポイントを眺めると、別に戦争に限らず、子育てのポイントでは無かろうか?とも思います。4番に違和感を感じる方もいると思いますが、「不安に対して安心を与える」という事であれば、日常的な留意事項になるのでは無いかと思う訳です。
定型学級では割と時事問題を教室で使うことが多かったかなぁ、と思います。ニュースをみんなで視て少々調べて意見を書く、みたいな時間はちょいちょいやりました。じゃあ5つのポイントに沿って出来ていたか?と云えば・・・結構無茶な事をしてしまっていた様な記憶が・・・