ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

言葉の印象

GWがHSWになった訳で、メディアでは自粛の呼びかけや行政の要請に対する反応に時間をかけているように見えます。2月末の臨時休校開始時期には想像していなかった事態です。実際には違うのですが、2週間ずつ延長が積み重なった印象があるのは、最初の要請とその後の情報の中に「2週間」という言葉が多いからでしょうか。

言葉といえばラジオを聴いていると「ようせい」が陽性なのか要請なのか迷うことがあります。元々聞き分けが苦手な特性がある上に、認知機能の低下に加えて、何かしながら聴いていることが多いので…じゃあ聴けてないじゃん。

前から気になっていたのは要請かなぁ。今、外出については自粛要請ですね。不要不急という条件はついていますが、これでは自己判断の部分が大きいのかな?と。何で命令とか指導にしないのかな?と。事情が色々あるのでしょうけれど…この社会情勢で念押しして要請されたら、それは協力しないと!と思うのが多数ですが、言葉としては要請は協力のお願いです。しかも議員さんたちが曖昧さを拡大してきたような報道が出ていますし「協力したいけど事情があるから協力できない」という主張がでるのも予想の範囲ではないのかな?「要請に従わない」という表現がありましたが、一番違和感を抱きました。

遠方からキャンプ場に集まる車の動画ニュース。取材に対して「禁止じゃないから」と答えていました。苦慮しながら注意喚起する役場の人、不安に思う地元の人。いつも困りごとは現場で起きているんですよね。「雰囲気を察して動きなさい」は練習の場ではありだと思うけれど、本番では明確な指示じゃないと困る人が多いと思うなぁ。ゲームセンター→家庭ゲーム→携帯ゲームと進む中で社会性を学ぶ機会が落ちて、全体的に社会感覚が低くなっているんじゃないかな?その様な世の中では曖昧な表現では伝わらない人が増えていると思うのですが。

言葉つながりで興味のある記事がありました。

https://endohiromichi.hatenablog.com/entry/2020/04/26/233208

要請という言葉にも行政的な解釈があるのでしょうか。