ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

手抜き教科

授業のお手伝いをしている中で、子どもの声が聞けました

「もっと自由に作りたい」

だって。

 

図画工作の授業でした。題材は教科書の通り。材料は教材セット。色々声を出していた中の一言でしたが、とても大事な一言だったんじゃないかな。

テーマを無くして欲しい。自由に作りたい。

 

何か図工が中途半端な感じがします。

技法を教えるのではなく楽しむっていうのは良いのですが、評価の仕方が変わったようには見えません。まぁ今までだって、図画工作の目標に沿って評価できていたか教えることができていたかって疑問に思うことはありますけれど。自由に作らせて困るのは先生です。評価できない人が多いから。そういう人は図工で何を育てたいんだろう?

教材キットを購入して、ポイントも教えずに取り組んでいるようなら、きっと見栄えの良い作品だけに高い評価をするのでしょうね。

糊の使い方、ボンドの使い方、テープの使い方も教えずにいて、この教材で子どもたちは何を学び取れば良いのでしょうか??

基本的な道具の使い方、手と目の協応などなど重要な内容を多く含んでいるにもかかわらず、一番手を抜かれている教科だと感じているのは私だけでしょうか。