ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

鉄腕アトムが二十歳になります

鉄腕アトムの誕生日は2003年4月だったかな?と思い出し、ググってみると4月7日。今年の4月7日にアトムは飲酒喫煙がオオヤケに認められるようになる訳です。

今現在、21世紀の風景を窓から眺めている訳ですが、鉄腕アトムの風景とは違うなぁ。「キノコみたいな塔」とか「光沢アリまくりの衣服」とか「ボタン&レバーだらけの生活」とか・・・そういうイメージだったんだけどなぁ。

ビルは高くなりました。道が広くなりました。赤電話を見なくなったなぁ・・・電話ボックスを探すことが難しくなりました。改札で切符を切られなくなりました・・・そう云えば最近切符を買ってない。信号機が変わりました・・・街灯もLED化して明るくなってます。瓦屋根が減ったなぁ・・・イラカの波は珍しくなっちゃった。車のカタチが柔らかくなった感じ?携帯電話が出て来たのが一番大きな変化なのかしらん?ウルトラ警備隊のレシーバーは便利そうだなぁと思っていましたが、あれが現実化した感じですね。

アトムの世界では人間型ロボットが歩き回っていた訳ですが、現実でも二足歩行がスムーズになってきたとか聞きます。別に人に似せなくてもイイじゃん?と思うのですが、どうなのでしょう?移動する必要があるロボットなら、4本足でカラダを安定させた上で、作業をする腕を必要なだけ確保した方が良いんじゃないかなぁ?

支援系の仕事や勉強を通して、ヒトって結構複雑な動きをしているんだなぁと学びましたし、不健康状態なのでそれを実感できていたりします。歩行する、手を握る、そんな動きも色々な部位の動きとバランスで成り立っています。機械で再現するのが難しいのも納得です。

鉄腕アトムを原作にした『PLUTO』という漫画の中で、ロボットが感情を持つのか?という投げかけがあるんです。ある意味で妖怪のように、モノに魂が宿るという考え方をすれば、感情があっても違和感がないです。ヒトの活動は脳内の電気信号がオオモトなんだから、経験値が上がればロボットだって感情くらいは出てくるんじゃないかなぁ、なんて昔は考えていたんですけどね。

支援系の勉強していくと、脳内伝達物質なんて云うのが出て来まして、これによって感情が左右されていると。鬱でも衝動でも、脳内物質の分泌量をコントロールする薬があるんだと。とすれば、ロボットにノルアドレナリンとかドパミンなんかが入ってなければ感情は持てないことになるのかな。

でも、ソーシャルスキルをインプットしちゃえば、なんの問題もないように思うんですけど・・・人間より上手に対応できるんじゃないかなぁ・・・極端ですかね?

「将来なくなる仕事」みたいなのがあって、教員ってなくならない方に入っていますけど、そうなってくるとどうなのかな?授業を教科書通りに進めることしかできないような方は現時点でもロボットなんだし、感情のコントロールができない方よりはロボットの方が合理的だし・・・