Youtubeのおすすめ動画というのはどういう基準で並ぶのでしょうかね?先ずは広く浅く情報を入手するのが良いと昔から思っているのですけれど、システムが便利すぎてとても不便な状態です。
チャンネル数が多くそれぞれが得意分野を披露するYoutubeはお勉強を進める上で強力なアイテムです。心理資格試験では受験勉強の中心はYoutubeでした。これに検索アプリで専門用語や人物を調べれば、知識部分においては十分な量になります。私の記憶キャパを遥かに超えているので、「これ以上は無駄な量」という見方もできますが、ある程度の知識がつながると「理解」に昇華するため全くの無駄にはならないかな?と考えております。
検索画面には検索ワードに関連するページが並ぶものですが、必ずしも関連度の高いものが上位に配置されるわけではありません。上位に表示されるような対策をとっているサイトが上位に来るわけですから、自分の欲しい情報が最初のページにあるとは限らない…純粋に検索ができる無料アプリがほしいところです。
せめて児童生徒用に純粋検索アプリは欲しいなぁ。AIを使って関連度の高い順に表示されないかしらん?
ネットにつないでいれば、その元締さんへ個々のPCの行動が情報として集積されています。設定をいじることで「情報収集に協力しない」状態にできますけれど、検索したり動画を見たりする中で使用者の好みを探っているのは常識となっているわけです。その結果、情報に偏りが出てきます。
しかし使用者にしてみれば見えている世界が全てなんですよね。
昨年の今頃は教習所情報を探していたので、広告に車関連が出てきたり、Youtubeのおすすめ動画は教習所情報がいっぱい表示されていました。みんな教習所に興味があるんだ、と思ってました。秋になってバイクを探していた時期はバイク情報が溢れました。当然ながら「石油高騰で日本にバイクブームが来る」くらいの気持ちにはなります。
そもそもが経済活動をバックボーンにしているのでしょう?個人の興味あるものをここぞとばかりに畳み掛けて購買意欲に便乗しようということですね?検索表示にしても表示されやすい技術が売られていますので、そもそも関連サイトに単純化していないのは不満です。
掘り下げて勉強するなどで関連情報を多く集めるには良い機能なのですけれどねぇ。まんべんなく情報を拾いたい時には邪魔な機能です。
「TVや新聞の報道は、当事者からは違う風景」という事を体験で学びましたが、これを伝えるのは難しいですね。殆どは嘘を流しているわけではないので…しかもメディアとして「真実を伝える」などという雰囲気が蔓延しています。対してネット情報は早い時期から「正しい情報もあれば誤った情報もある」と認識されています。
玉石混合が前提なのだから、せめてシステムはバイアスをかけずにきちんとしてほしいなぁ。PCの授業が始まった頃には「ネットは図書館」みたいな言い方をしましたが、良くなかったなぁと反省してます。