ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

事務的な作業

昨日の記事について「結局何が大変だったの?」とあらためて聞かれて、ちょっと考えちゃいました。休日出勤や残業などが当たり前になってしまっていたし、勤務時間外でも教材研究やセミナーは楽しいし。整理しながらツラツラ考えると、結局、教材研究と児童指導に時間をかけたいから、それ以外が苦痛になる感じなのかなぁ?

少し挙げると、

テスト採点は、時間がかかります。若い頃は、○つけて記録して返せばいいやって思っていましたが、誤答分析することで、集団に合った授業を考える情報になるし、勿論個別支援の基本情報にもなるし・・・全教科&毎日やるほどマメではなかったです。これは完全な事務作業とも違うかなぁと。教材研究の一部と考えてましたが、かと言って、ちょっと趣がちがうと感じていたので、やる気になっている時は良いのですが、意欲のない時はキツかったです・・・でもまぁ必要な作業かなぁと思ってました。

作文が苦手なもので、要領がつかめるまで通知表作成や要録記入なども結構キツかったという印象です。だいたい1ヶ月以上かかるので、その時期に新たに他の仕事が入るとストレスが大きかったです。何処かの年に「評定」意識から「お知らせ」意識に変わってから大分取り組みやすくなったようには思いますが、それでも締め切り前1ヶ月は、定例以外の仕事はしたくないなぁと今でも思います。

あ、学年はじめの諸準備にも時間がかかりますね。今はPC処理で時短になっているモノも、担任する児童分のゴム印を何枚も押さないといけない。色々な書式の名簿を作らなきゃイケない訳ですよ。今ならコピペでOKですが。

そうそう、お金がらみも結構あって、PTA会費、給食費、学級費・・・そのアタリの口座関係の書類とか報告書類とか未納者の手続きとか・・・私はお金の扱いに緊張感を強く感じるタチなので、ここのストレスったらモウ・・・。「義務教育は完全無償が良い」って考えているのは、こういう個人的背景もある訳です。

昔、「子ども手当」が賑わっていた時に、「給食を無償化すれば良いのに」と言っていましたが、某先輩教師に反対されました。「食の有難味を感じなくなるから」みたいな理由でしたが、凄く違和感を覚えました。MonsterParentなんて言葉が出てた時期なので、完全無償化してしまえば解決する部分が沢山あるのに、と思っていましたが。

個人的にはお金に関わる事務仕事が一番ストレスだったかなぁ・・・あ、あったあった、一番のストレス。それは上の方からやってくる調査です。しかも時間を置かずに似たような調査がやってくることがあって・・・議員への応答で必要とか?で、大抵は忙しい時に降りてくるんだよね。自分で見に来りゃ良いじゃん(`ε´)と思うことが多いです。実際に教育委員や文科省が訪問してくることもありますが、大体予告しちゃうんだよね。そうすると、準備が大変。報告の練習なんかした事もありましたよ?抜き打ちで訪問しないと実態なんか判りませんよ~!保護者向けの授業参観の時でさえ普段と違う教室だったりするんだから。