子どもが安心して過ごすことができる環境
近年では、自治体や学校の教育目標のどこかに入っている所が多いと思います。学校の信頼に関わるからだと思います。でも、安心😮💨の捉え方とか環境の調整具合には結構差異があるんだなぁと感じることが多いです。
三十数名の構成員全員の安心感って考えたら、コレは難しいと感じるのですけれど、それを頑張るのが担任の仕事だよなぁ、と思います。中学年を担任した時に、「教室の居心地」という言い方で指導した事があります。ひとりひとりの好みや特性の違いを認識させた上で「学級全員が居心地良いは難しいから、みんなが少しずつ我慢しよう」と。社会ってそういうモノという捉え方をしているので、そんな形になったのですが、他者意識も育ったし、悪くなかったな、と思います。別の方法があるというのは分かっていますが…
個々が不安に感じるポイントは異なるので、集団観ながら個も観察します。コレが難しい。いつもとは違う様子だったり、子どもとの会話から浮かび上がるモノだったり。若い頃にはよく先輩から「アンテナ📡張りなさい!」と指導されました。
安心つながりで。今月に入ってから、旭川中学生事件をネットで見る頻度が高くなってきています。新たな記事や動画があがってくるので、タイミングが合えば見る程度ですけれど、日に1度は目にしてます。市長さんがいじめを認めたニュースとか、転出した中学の保護者会の音声とか、元中学教師の議員さんの議会質問とか…事件についてはTV番組にもなってますね。でも調査中なんですね。
報道の中で正しい情報は何%でしょうね?デマでは無くても、切り取り方やつなぎ方で情報は歪みます。
でも、被害者の相談が残ってますから、イジメとして報告対応すべき案件だったと思います。相談があったならイジメじゃなかったとしても対応は必要でしょうね。見つかるイジメと見つからないイジメと微妙なケースと…自分も経験してきましたけど、どれについてもキャッチしたらすぐ報告→対応でしたねぇ。その様に指導を受けてきましたから。
元中学教師の市議会議員さんが市長さんに質問しているYouTube動画がありまして、そこでは、市内には自己利益のためにイジメを報告しない様な教師はいない、みたいなことを仰っています。でも転校しているんですよね。
どれもが事実であるなら、この自治体の中学校ではイジメの定義が違っていたり、安心できる環境のラインが違うんでしょうね。