ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

TVの災害報道さえ

大雨で隣町の河川での危険水位越えや被害が報道されていました。

「〇〇市では…」と伝えている時にTVに映し出された画には、川の中に傾いている工事用の特殊車両。この地域を知らない方に〇〇市の被害を伝えるという効果は高かったと思います。

でも

あの場所は〇〇市ではなく、上流域の△△市でした。市境までは遠くはありませんが、〇〇市ではありませんでした。災害報道って正確さが求められるモノだと思っていたのに…

 

「マスコミの伝えることは全て正しいなんて考えてはいけない」と教室で伝えてきましたけど、今更ながら、どこで嘘をつかれているかに気づくのは難しいですね。

嘘はついていなくても、情報の切り取り方や伝える順序で、現場で体験したモノとは違う状況が伝わっていくという事は、ニュースの渦中を経験すると実感できます。

「情報にはベクトルがかかる」と云ったのはバクダッシュさんでしたか?「藪の中」なんて小説もありましたね。