ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

先生なりたての頃

退職時にかなり整理したんですが、堆積している紙類が1年経過してもまだ残っています。このところ体調も良いので処理し始めました。

昔書いた指導案なんかが出てきて、思い出せたり思い出せなかったりしているのですが、4年理科の授業「ものの溶けかた」での一場面を思い出しました。教育実習だったか2年目だったか定かでは無いのですが・・・再結晶の内容をやった時、子どもの意見の中に「溶けていなかった」というのが出てきて一定勢力になって授業の進め方に困りました。前の授業で押さえたはずの内容がひっくり返された状態です。今となっては「そんなことで困っていたんだ」という気持ちなのですが、授業下手だったし、視野も狭かったし。

当時のメモを眺めると、力量不足を自覚していて相談したり本を買ったりしてあがいている様子がうかがえます。あまり覚えていないのですが・・・。一読総合法とか水道方式とか仮説実験授業とか色々かじっていた時代で、よく分かっていない中で形だけ真似ていた感じでした。今から思うと、もっと基本的な部分で不足していたモノが大きかったと思います。時代の流れもあるので、見えなかった視点も多々ありましたが、それを差し引いても基本ができていなかったと思います。

それにしても手がかりがあっても思い出せなくなっている事柄のなんと多いことか!断捨離というのは、モノと一緒に想い出も断捨離するのですね?まぁ昔を思うより、先を考える方が大事ですね。ここは割り切りましょう。

等ということを考えて浸ってしまうから、いつまで経っても片付かないのですね。