ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

納得

教室で子どもたちに指示を出した時に「あーこれは納得してないな〜」という空気を感じる場面が何度かありました。前言撤回しても受容感の空気でいてくれた学級集団は最後のクラスくらいじゃないかと思います。普通は納得しないよなぁ。若い頃ほど学級運営が力押しだったので、後ろめたさを棚上げして強行することが多かったように思います。

振り返って教室に納得できない空気が漂ったのは、自分自身の未熟さから不適当な指示を出した後に指示を変更するパターンがひとつ。学年や学校の決定と学級運営との間に開きが出るパターンがひとつ。

若い頃の方が背景理解が浅かったし、今から思えば感覚的に動いていたので、伝え方も薄っぺらい話になっていたのでしょう。そういう知識面や技術面の不足は結構大きかったと思います。子どもたちだけでなく、保護者に対しても説得力が無かったですね。数年勤めて改善の必要感が大きくなって運営の仕方も変わっていった感じです。説明責任って意識してから勉強するようになって、子どもや保護者との話し方が変わったし。

結局、日頃のやりとりで信用を積んで行くのが基本であり確実であり一番大事なんだなぁというのが自分の結論です。

私が子どもの頃、偏食を怒る親の偏食場面とか、買食いで怒る先生の買食い場面とかを見て納得なんかできなかったなぁ。色々思い出すとストレス貯めてたなぁと。