ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

熱心な教師の私的なイメージ

教師間いじめの次は体罰ですね。ネットニュースで見てました。どちらも記事に載っていない部分が多いとは思いますが、とりあえず記事から受ける印象は、スキルの足りない人?ストレスを貯めやすい人?なのかな?と。

体罰系は「普段は熱心な先生でした」という文を見かける事が多いのですが、熱心なのかな?自分だって若い頃は体罰0という訳ではなかったので、でかい顔して言えることではないのですが、やっぱり「指導方法のバリエーションが無い」ってことを「熱心」に置き換えているんでしょうね。そもそも「熱心であればいいのか?」という問題がありますよね。熱心に取り組んで無くても、指導が巧くて児童や保護者との相互理解が十分出来ていれば、そういう先生の方が良いでしょう?

幼少期は、先生に叩かれた事を家で親に言うとアンタが悪い!って再度怒られてしまう時代だったので、割と学校でひっぱたかれていましたねぇ。当時を思い出しても、落ち着いた喋り方で殴る先生って二人しか思い当たらないです。先生自身がヒートアップするとか、指導の手立てに詰まるとか・・・そういう視点で見ると、叱る時に演技をちゃんと出来る先生が増えている感じはします。

例えばそういう指導方法について日々学んでいる先生は熱心な教師だと思うんですけどいかがでしょうか?

 

「遅くまで仕事しているから偉いんじゃ無いわよ!」と何人かの先輩教師から言われた事がありました。確かに偉いわけでは無いでしょうけれど、仕事が遅いだけなのかも知れないけれど、長い時間仕事をしているのは、「熱心さ」に入ると思うんですけど、どうでしょうかね?弱いかな?

 

子どもの事を考えているっていうのも熱心のポイントに数えられやすいのですが、それを考えない小学校教師って出会った人の中では少ないんですよね。どのように考えているのかは違うので、自分とは考え方が遠い方はいらっしゃいましたが・・・。なので考えているだけじゃ熱心とは言えないんじゃ無いかなぁ。授業でも生活指導でも具体的に一人一人の育ちを考えて日々試行錯誤するところまでやってる方が熱心なんじゃないかと思います。

そこまで考えて思い返すと、一緒にやって来た先生方の中に熱心な小学校教師がいっぱいいたなぁと。全国的にもそんな感じなのでしょうかね?それとも自分が恵まれていただけなのか?