ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

教室の座席配置

covid-19のおかげで、ペアで並べるのではなく、個々が離れた並びになったのは良かったです。特に「席を離すと授業がやりにくい」等よく分からない事を宣っていた石頭な先生には良い経験ではないかと思います。covid-19シフトが無くなった後が見ものです。

ずーっと不思議だったのは、席が固定されている事でした。ペア列、コの字型、鶴翼の陣…色々ありますが、「今月はこの配置」って決めたらグループ隊形になる他は動かない📌

黒板を多用する授業ならみんなが黒板に向かう配置が良いし、話し合いの授業なら多くの友だちの顔が見える様な配置が良いし。

何故活動によって配置を変えないのだろう❓

「フォーメーション〇〇」って感じでペア、班、号車、コの字型、円形、個々、外向き、ディベート、自由…覚えているのは9パターンです。自分もコの字型固定に配置していた時期があったのですが、自分が座ってみてマズいと思ってやめました。

 

右利きで左側に黒板があるのは割にスムーズに見れます。でも黒板が右にあると負荷の高い動きが出てきます。左利きなら逆です。

利き手側に黒板がある児童は板書視写でハンディキャップを背負うことになります。しかも教師がハンディを生んでいるにもかかわらず、「はやく写しましょう」なんて言ってたりすると…子どもはかわいそうだなぁ。

児童席に自身が座ってみる教師が少ないのと、基本的には教師は出来る人が多いので、子どもの困り場面に気付き難いのではないかと思っています。だから「アンテナを張りなさい」って先輩から言われていたんだな、と今頃になって気づきました。

 

UDとか学校standardは普通に耳にする時代になってきましたが、形ばかりのUDやstandardがいっぱいです。covid-19シフトで制限されて今は目立ちませんし、保護者も子どもも我慢している人が多いと思っています。シフトが解除されたら、制限が無くなる分だけ気をつけて行かなきゃマズい事が増えるという事だと思います。