ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

学び場で

 30年越えで色々ご指導いただいてきたT先生が始めた地元教員の学び場があります。同僚のK先生×2や異動しちゃったK先生が中心メンバーで、K先生から、漢字の覚え方について提案を頼まれまして、久しぶりの参加となりました。ホントに久しぶりでした。セミナー参加や体調不良で土日は潰れることが多いので、特に体の調子に気をつけて過ごしまして、何とか参加できました。

 普段子どもたちから聞いている不平不満に科学的根拠をつけて、教える側が気をつけるべき点を伝えました。うまく伝わったかどうかは分かりませんが…認知特性や記憶についてざっと説明し、漢字練習の問題点をあげてみました。で、前学期の行った授業の板書再現と簡単な説明。やっぱり講師は向いてないなーって自分で思います。

 子どもが「漢字を使いたい」と思ってくれないと、漢字習得効率が悪くなります。先生がそういう方向へ持って行ければ良いのですが…先だっての面談でも出てましたが、「読解のテストで漢字を間違えて減点」は無いでしょう。だって評価項目が違うもの。子ども一人一人の学力が正しく自己認識できるようにテストの採点は行うべきではないでしょうかね?というようなことを言ったように思います。

 K先生からの自主学習の提案は、よくできたシステムでした。特に計画作成を押さえている点や帰宅後の個々の都合を配慮している点、事後は子ども同士で見合う点などは、おーと思いました。T先生がシステムに合わない子の心配をしていましたが、自分も支援面が上手な先生でないと困る子が出るのではないかと思いました。

 T先生が宿題の型を3つに分けて整理した上で、問題点を指摘していました。分かり易く納得納得でした。T先生の話を聞きながら、クラスを持っていた頃を思い出し、そこまで深く考えてなかったなぁと。今、自分が言っていることの半分くらいは、最後の学級で実践してましたが、でも半分だものなぁ…

 などと反省しながら帰宅しました。やっぱり、こういう学べる場は貴重ですな。みんなが参加すれば良いんだけどなぁ。これだけ学べてタダですよ。価値観や優先順位の違いなんだろうなぁ。自分としてはT先生の話を聞くのが好きなので、そのためだけでも意味があります。まぁ、自分の課題は体力ですな(T_T)