ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

数字と教育

再び40人学級へ、ですか。

人数を少なくしても効果が出なかったから、というのは仕方ないね。現場の実態は数字では伝わっていかないし、そもそもが「お金がない」という前提で進めていくのでしょうから。

それで進めるのであれば、全てをその理屈で回してほしいね。

金がないなら、新しいことをやっちゃだめでしょう。

新しいことをやるなら、その分内容を削らないとだめでしょう。

21世紀に入った頃から、忙しかった現場がより忙しくなったように思います。個別支援の増加、保護者対応の増加、事務仕事の増加・・・食育だ、英語教育だ、キャリア教育だ、IT教育だ・・・などなど、その都度詰め込まれてきたんだね。

金を掛けないなら、内容が劣化するのを許容しないとね。何でもかんでも現場のがんばりに期待するのは卑怯でしょう。何年も前からですが、内容が増えたせいで、児童の生活指導が不十分になってきているようにしか思えない。

だからね、いっそのこと学校でやることを限定すれば良いのだな。

「個別支援は無理」とか「生活指導は家庭で」とか。学校だけで集団指導なんかできない時代だと思いますわ。社会がしっかりしていれば、学校がそんなに負担感を感じなくてすむと思うんですけどね。難しいですね。