ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

なんだかなぁ

教員免許をとる人が減ってきてると聞きました。教員不足が深刻化している中、これは何とかして欲しい問題です。

「臨時採用教員のなり手がいないので、産育休や療休の補填が難しい」という状態は平成20年くらいから聞いてました。再任用制度ができて少し緩和した様子はあったモノの、年々悪化した上でcovid-19禍で更に深刻化したように見てます。20年くらい教員不足な印象ですが・・・

記事も目にしました。中央教育審議会の案は、「教職課程の履修負担を軽減」だそうで、年内に制度改正をするとか。

20年度の普通免許状の授与件数は前年度比で小学校が146件減、中学が1712件減、高校が2355件減、特別支援学校1094件減、幼稚園1928件減ということで、高校の免許が一番減り具合が大きい。

高校の免許は確かに履修単位は多いから、それを減らせば「じゃあ高校の免許も取っておこうかな」と思う人もいるかも知れませんが、それはそもそも教員を目指すヒトの中での話であって、こうもBLACKな印象が定着してしまった職場改善をしないままでは、何をしても減るんじゃないかしらん?

履修単位を減らせば、今までより教員の知識レベルが下がるって事じゃないのかなぁ?意味の無い更新制度により自腹で更新した教員免許ですが、受講が必要って文科省は考えたんだよねぇ?何かやっていることがチグハグだなぁ。

免許が取りやすくなって、不適格教員が増えて、更新制度が厳しくなったり再教育制度ができたりするのでしょうか?巧いサイクルじゃないよね?

やる気のある人が壊れない職場環境が第1なんじゃないの?結局それが免許取得者を増やす事につながるんでしょう?

小学校では、教科の年間時数を900以下に抑える。これくらいやってくれないとね。

個人的には放課後に子どもと遊ぶ余裕がある程度にはして欲しいと思います。それができた頃は一瞬でしたが、22時過ぎまで残業しても気持ち的に余裕がありました。どうせ残業しても残業代は出ないし。

教材研究したくてもできないってのが一番キツいかなぁ。とにかく時間的余裕を!

子どもコロナが意外

ケンタウロスの名前が出てきて、文字の次は神話か?と早合点しながら「ゼウス」とか「ヘラクレス」なんて出てきちゃったら終わっちゃうんじゃないかと・・・止めて欲しいよね、勝手にネームをつけるのは。巧い表現だとは思いますが。

 

子どもの後遺症かぁ。世の中的には子どもの感染が少ないって話になっていたし、自分自身の既往症もあって、集める情報がそっちに偏っていたので、あまり見ていなかったんですよね。ラジオで聞いたのは10歳未満の発症者の1割強だって。10代で3割。結構数としては大きい印象を持ちました。子どもの死者数が15人。これも意外に多いと思いました。

「子どもは症状を言葉にできない」ってことが大きいとのお話しでした。倦怠感、呼吸困難、動悸、頭痛、筋肉痛や関節痛、発熱、めまい、ブレインフォグ・・・頭痛なんかは「頭が痛い」って表現できそうですが、関節痛とか筋肉痛とか大人でも痛みの部位が判らなくなる事があるし、「頭がぼーっとしている感じ」なんか言語化するのは難しそうです。こういう症状が長期化するって考えたら、自主休校させる保護者の気持ちも分かります。教室で子ども同士が距離保持するのは無理だもの。

メディアでインフルエンザと比較される事が多く、風邪の仲間というイメージが強く、風邪症状とかがクローズアップされているので、肺炎など気管支系がヤラレル病気だと思っていましたが、「血管の炎症」が起こる病気であるとの説明があって凄く納得しました。なるほど肺炎以外の内臓がヤラレたりする原因はコレなのかと。

じゃあ風邪と全然違うじゃん?あぁでも風邪ひいて内臓やられる時もあるよなぁ・・・あれも血管の炎症なのかなぁ?

夏休み期間に入って良かったなぁと思います。あとは人のいない所で楽しむって感じでしょうかね。早く治療薬が出来ないかしらん。

学級崩壊

学級崩壊というと、相対性理論の曲の冒頭が脳内を流れてしまう今日この頃。

どんな状況から崩壊なのか、と云う線引きは曖昧ですが、自分は、教室運営を指導者がコントロールできなくなったらOUTなのかな?という認識でいます。学年レベルや学校レベルで対応した崩壊はもう少し分かり易くて、見て分かるレベルである事が多いです。

一口に崩壊と云っても背景が異なるので、対応も色々ですが、担任以外の人が入る点では同じでした。期間や人数、頻度などはマチマチでしたが。

崩れる原因だって色々で、情報不足や技術不足、子どもの相性や特性などなど・・・難しいなぁと思えるクラスもあって、学級崩壊の背景だけで研究対象にできるくらいに色々なモノが渦巻いている訳です。ここ数年に見てきたのは、複合型だなぁと思えるケースばかりでした。

でも、学級崩壊の状態なんて昭和の頃から存在はしていて、自分自身が小学生の時に体験していますし、先輩たちの崩壊を見た時には「それじゃあ崩れるよなぁ」と思える指導をよく見てました。少々タチが悪いのは、次の年に崩れるパターンでした。

担任のフォームに子どもを詰め込むパターンの指導で、その担任には従っていても、担任が替わると弾けちゃうケースとか、耐えきれなくてその年に弾けちゃうケース。表面上は問題なさそうに見えて、必要な支援を口に出せない子がいたり・・・

今考えるとこういうことなのかぁ、と思わせてくれた動画がこれです。これの前の回の動画と一緒に見ると参考になると思います。

立て直しが極めて困難なタイプの「学級崩壊」。 - YouTube

 

結局、教師の気づきが大事なんだ、と。気づいて変わる事ですよねぇ。20世紀の教室では、「教師に合わせる」ことを子どもに強要してきたでしょう?「それではダメ」と大学では習いますし、子ども目線を大事にしていた教師も沢山知っています。でも21世紀になってもまだ引きずっている教師はいますし、変われない教師もいるし。

自分だって他人の事が言えず状態で、結構雑な指導をしてきましたが、まだ昭和の雰囲気を引きずっている頃だったので何とかなっていたのだと思います。ホントに何とかなっていたか不安ですが。

自分自身としてはコントロールが効いていても「空回り」感があれば崩壊してる認識でした。20代、30代、40代でそれぞれ1回ずつ記憶してますが、周囲目線や子ども目線からであれば、もっと増えるかもしれません。対集団への課題はそれなりに対応してたと思うのですが、個々への対応が十分でなかったと自分目線で思うので、子ども目線であれば、別な課題があっただろうし気づけなかった課題も多かっただろうし。今、学級コンサルの真似事をやってみると、やっぱり渦中にいると自分で気付くのって難しいんだなぁとあらためて思います。でも昔からですが、問題を指摘しても、本人がどこか他人事で変わらない先生だと、こちらの方がダメージを受けてしまいます。難しいです。

そろそろの季節

はっきりしない天気だなぁっていう日が多くて、ナカナカ外に足が向きません。在宅を利用して部屋の中のことを進めようと思いはしても集中した取り組みができずにナカナカ進みません。Gルート最後の試験が日曜日だったので、受験してない自分としても何か一つの区切りに感じています。「やらなきゃ」という気持ちになっている昨日今日はソコソコ進んだのですが、こういうのって長続きしないんですよね。短いスパンで鼓舞するようなモノがないと・・・上向き用の音楽CDを作ったりして抵抗はしていますが。

梅雨が明けていないンじゃないか?という事が会話の中に出てきたり、ラジオで聴いたりしているんですが、まぁ確かに梅雨明けと聞いてからもドンヨリ空が多くて、日照時間も短いなぁと。エアコンはほとんど使わないし、使っても除湿のみで何とかなっちゃっています。窓さえ開けておけば扇風機すら使わずに寝ちゃっています。

個人的には雷を聞かないと梅雨明けした気にならないので・・・昨夜は凄い雷でした!が、今日もカラッと晴れなかったねぇ。立派な積乱雲が動いていくのも何度か見ましたが、背景が灰色なんだよなぁ。勝手なイメージかも知れませんが、積乱雲の背景が青じゃないと「夏!」って感じにならないような・・・。

薬局で見た新聞の天気図が梅雨っぽかったので、気になって気象庁のデータを見てみました。コピペします。

気象庁のサイトからコピー

そんなに詳しい訳じゃあないですが、太平洋高気圧が強くなって梅雨前線を押し上げるって事は知ってます。これは梅雨前線じゃあないのかなぁ?先月、北へ上がったから梅雨明け宣言したんですよね。難しいですね、判断が。まぁ戻ってくる事もアリそうですけれど、そもそも戻ってきたモノなのでしょうか???西日本は前線に沿って線状降水帯になっているんですよね?う~ん。

 

気象庁のホームページを見ると、色々なデータがあって面白いので時々見ているのですが、梅雨についても色々載っています。

報道された観測史上最早の梅雨明けは速報値として書いてあります。それによると関東甲信の今年の梅雨は6月6日ごろから6月27日ごろとなります。でも去年までのデータには「確定値」と書いてあるので、この後で様子を見て修正をするのでしょうかね?

昔、お店の取材をした時に、長期天気予報を把握しておく事が大事って話をしていただいた事がいくつかあったのを思い出しましたが、あの理屈だと、今が梅雨でもそれほど影響は出ないのかなぁと。1951年からの梅雨明け平均値は今日なんですよね。長期的な予想に反して冷夏とか酷暑とかというのは困るそうですが。

昨日の雷と、未明の蝉の鳴き声と、向日葵の咲き方なんか見ていると、「夏」はもうそこまで来ているんだろうと思うんですけどねぇ。

七夕

日本三大七夕祭りの1つというイベントが明日から行われるので、街が七夕っぽくなっています。

節供の人日〈七草)上巳〈桃)端午(菖蒲)七夕(笹)重陽(菊)の4番目。ホントに笹なのかなぁ?笹の花ってこの時期でしたか?でも花と関係ないのかなぁ?ずっと、花が咲く頃に合わせて節供があると思ってたのですが・・・こういう伝統行事って旧暦で行われてきた訳でしょう。旧暦で3月って京都じゃ桃の花は散ってないかい?

まぁでも新暦で動いている人が多数派なので、イベントが行われるのは良い事ですけどね。駅前で時間待ちしていると、七夕の雰囲気の中で何人も選挙演説。投票日も近づいているし一生懸命なのは良い事です。

聴いていて思うんだけど、国政選挙なんだよね、これ。ひたすら「県民のみなさま」の事を訴えるのは違うんじゃないかなぁ。特に「県内の○○を実現しました」って国や国民の利益とどうつながるの?「国の法律を作りました」という実績アピールは賛同できますが、地元の利益誘導を実績と言って良いのかなぁ?国会議員なのに・・・

与党グループなのに「現状を良くしましょう」的な言い方は少々腹が立ちました。現状を作っているのが貴方たちでしょう?「こう動いたけど実現できなかったんで、今度はこう動きます」って説明してくれる方はいませんねぇ。公約なんて選挙の時だけっていうのは昔から変わりませんね。

でも一番いやだなぁと私が感じてしまったのは、旧民主党系の野党の方が「強い野党が必要です」だって。当時、民主党には期待してましたけど、あっという間に分裂しちゃいましたよね?あれは誰のせい?

七夕七遊って昔教えてもらったのですが、さて、七の遊びって・・・七並べとか?セブンブリッジ?・・・あと5つも思いつきません。あ~パチンコで777?21世紀になってからいった事はありませんが・・・タバコの煙も恐いし。

事務的な作業

昨日の記事について「結局何が大変だったの?」とあらためて聞かれて、ちょっと考えちゃいました。休日出勤や残業などが当たり前になってしまっていたし、勤務時間外でも教材研究やセミナーは楽しいし。整理しながらツラツラ考えると、結局、教材研究と児童指導に時間をかけたいから、それ以外が苦痛になる感じなのかなぁ?

少し挙げると、

テスト採点は、時間がかかります。若い頃は、○つけて記録して返せばいいやって思っていましたが、誤答分析することで、集団に合った授業を考える情報になるし、勿論個別支援の基本情報にもなるし・・・全教科&毎日やるほどマメではなかったです。これは完全な事務作業とも違うかなぁと。教材研究の一部と考えてましたが、かと言って、ちょっと趣がちがうと感じていたので、やる気になっている時は良いのですが、意欲のない時はキツかったです・・・でもまぁ必要な作業かなぁと思ってました。

作文が苦手なもので、要領がつかめるまで通知表作成や要録記入なども結構キツかったという印象です。だいたい1ヶ月以上かかるので、その時期に新たに他の仕事が入るとストレスが大きかったです。何処かの年に「評定」意識から「お知らせ」意識に変わってから大分取り組みやすくなったようには思いますが、それでも締め切り前1ヶ月は、定例以外の仕事はしたくないなぁと今でも思います。

あ、学年はじめの諸準備にも時間がかかりますね。今はPC処理で時短になっているモノも、担任する児童分のゴム印を何枚も押さないといけない。色々な書式の名簿を作らなきゃイケない訳ですよ。今ならコピペでOKですが。

そうそう、お金がらみも結構あって、PTA会費、給食費、学級費・・・そのアタリの口座関係の書類とか報告書類とか未納者の手続きとか・・・私はお金の扱いに緊張感を強く感じるタチなので、ここのストレスったらモウ・・・。「義務教育は完全無償が良い」って考えているのは、こういう個人的背景もある訳です。

昔、「子ども手当」が賑わっていた時に、「給食を無償化すれば良いのに」と言っていましたが、某先輩教師に反対されました。「食の有難味を感じなくなるから」みたいな理由でしたが、凄く違和感を覚えました。MonsterParentなんて言葉が出てた時期なので、完全無償化してしまえば解決する部分が沢山あるのに、と思っていましたが。

個人的にはお金に関わる事務仕事が一番ストレスだったかなぁ・・・あ、あったあった、一番のストレス。それは上の方からやってくる調査です。しかも時間を置かずに似たような調査がやってくることがあって・・・議員への応答で必要とか?で、大抵は忙しい時に降りてくるんだよね。自分で見に来りゃ良いじゃん(`ε´)と思うことが多いです。実際に教育委員や文科省が訪問してくることもありますが、大体予告しちゃうんだよね。そうすると、準備が大変。報告の練習なんかした事もありましたよ?抜き打ちで訪問しないと実態なんか判りませんよ~!保護者向けの授業参観の時でさえ普段と違う教室だったりするんだから。

期日前投票

梅雨が明けたらしい、と云っていたのは先週でしたっけ?台風4号アイレーは先程温帯低気圧になったそうですが、その影響で、梅雨らしい昨日今日です。

参院選挙の期日前投票をしてきたのですが、???な部分がありました。略称が同じ政党があったのです。これは?同じで良いモノなのでしょうかね?

自分的には教員の事務作業が少なくなれば良いな、って事で、そういうアピールをしている候補者を選ぼうと思ったのですが、ダイレクトに力説している方はいらっしゃいませんでした。

まぁ過去に「学校のBLACKな部分を改善しよう」と言っていた政党はありますが、具体策が人員配置で、それも学校に1人とか?しかもフルタイムではない、みたいな?

確かに人手があった方が助かるのですが、あれだけアピールしてこんなモン?と思いました。しかも道徳や外国語の教科化などで負担は増えるという・・・

「カリキュラムの2割削減」とか言ったら、他の公約が意に沿わなくてもその候補に入れちゃいますけど、そんな事言ってる人はいない。

「28人学級の実施」と言っても、入れちゃいますね、多分。学級事務は学級人数に影響される事が多いし、人数が少なければ色々な対応が丁寧にできるけど、そんな事を言っている人はいない。

「義務教育完全無償化」という提案もあれば入れちゃいますね。授業料と教科書は無償だけど、結構お金かかっていますよね。家庭準備の他に、テストやドリルなどの教材費や遠足代、給食費など。

組合が推薦している人とか、組合から立候補していた人ならそういう具体案を示してくれても良さそうなもんだけど、そういう感じでもない・・・

 

 

auの回線不具合でネットを使うのを避けていましたが、回復してきたようなので、こうしてブログ更新もできるという訳です。