ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

木版画の展示

児童作品が展示されているのを見ていると気にするのが、輪郭線です。一版単色の時に、彫らない部分が隣り合えば間に線があった方が分かりやすくなります。彫る部分が隣り合っても同じです。そうじゃない所も線が彫られている作品が増えてます。

あー、版画の教材研究してないんじゃないかな?と思って見てますが…もしかしたら、別なめあてを設定していて、そこに焦点を当てた指導をしているのかもしれません。

 

図画工作の指導は、ずっと気になってます。好きに絵を描かせて評価するのは問題では?とか、ハサミの使い方の指導をしっかりせずに、「うまく使えないんですよね」とか言っちゃうのはどうなの?とか。

上手い絵を褒めるなら、上手い絵を描く指導もしなきゃ。

 

版画は面で描く、って昔習いました。それは今はどうなのかしらん?棟方志功さんの作品は、すっごく彫るんだよね。「白が多い!」って言われちゃうレベルを超えている感じ(^ ^)

その逆に、輪郭線を彫っただけっていう作品が多いクラスもあるんだけれど、これは棟方氏へのアンチテーゼ?