ちょっと凹凹

つらつら考えて・・・くよくよぼやきましょう

カルピス劇場アルプスの少女ハイジ

カルピス劇場は「ムーミン」とか「ロッキーチャック」とかパトラッシュが出てくるやつとか・・・ご幼少のミギリによく視ていたものですわ。先ほどハイジの動画を視ていて、これはどんな人を対象にしたアニメだったのかなぁ?と思いました。

 

「まんがはお子ちゃま」という見方が世の中の主流で、まんが、アニメ、特撮ヒーローなどなどは、教育の反対側に押しやられていた時代という印象を持ちます。

 

子ども向け番組に社会派メッセージを織り込むのは、ウルトラセブンが有名ですよねぇ。あと「複雑で子どもにはわかんないよね」と言っていたガンダムとか。

でも、こうやって改めて視聴すると、子どもには分からない?残りそうもない?という台詞がハイジにも出てきたんだぁ、と。

雨の日はゆっくり考えるのには最適で、人間にはそういう時間が必要なんだ、みたいなことを、沖田艦長みたいな顔してるくせに一休さんに出てくる和尚さんの声がつぶやくわけです。再放送で何度も視ていたハイジですが、気に留めたことはなかったなぁ。

見えないものは分からない

「相手の事情を想像する」というのが難しくなってきたのかなぁ。世の中は便利になったのだけれど、その分弱くなっちゃった力の一つだと思うわけです。実は私もこの面が弱いんですよ。時間をかければ想像できるのですが・・・。

相手の事情を考える機会も少なくなったのではないかしらん?携帯のおかげで、「ただ待つ」ということが激減したでしょう?すぐに連絡ができるのだもの。想像することなく答えをすぐに獲得できます。「思いを巡らす」事はないよなぁ。

連絡が取れなければ、想像する機会が訪れますが、すぐに答えが出ないことにイライラする人が多いようです。イライラは視野を狭くします。視野が狭くなっている人は、やはり想像の幅も狭いようで、自分本位な解釈に陥りやすいように思います。相手の事情を考えるより、イライラが優位になるんだなぁ。

「思いを巡らす」とか「色々な可能性を考える」ってのも訓練だなぁ、と思います。

 

壁作成中

やっと車輪を取り付けましたが、金具が出ていて、収納の邪魔?

人工芝みたいなのが安く売っていたので、それを置いてみたら、丁度良いのです、これが。

金具を使うとこうなるんだぁ・・・ということで、結束バンドを使ったらどうかしら?と考えてお店を回ったら、でかい結束バンドが売っていました。脇を小さい金具で留めて併用してみました。

f:id:azumayamatotoro:20170424134003j:plain

骨董品レベルのカラーボックス

教室に壁を造りたい!

ということで、昨年夏の研修で紹介された「壁」を造ろうと、カラーボックスを集めました。この写真のカラーボックスは、家にあったモノで、購入は1980年だったかしら?37年前のカラーボックスにしては傷みが少ない?真ん中の板はシングルレコードを置きやすいようにと当時自分で取り付けたのでした。

さあて、巧く壁ができると良いのですが・・・

f:id:azumayamatotoro:20170422205135j:plain

漢字の学習

支援教育の話をした時に、漢字学習についての質問がありました。文字学習は生活の上でもベースになる部分なので、頑張って欲しいなぁとずっと思ってきたところです。

文字学習と言えば、どうしても書いて覚えるのが主流になってしまいますねぇ。古来、書いて伝えるための道具なので、仕方ないと言えば仕方ないと思いますが、ITの発達で、その辺りが変化しているため、学習も変化しないといけないのでは?とか思いませんかねぇ?

書いていれば覚えるというのは、事実でしょう。個人差はあるにしても、使用頻度が高いほど記憶に残るのだし、学習が成立しやすくなるのだし。

問題は、①書くのが苦手だったら負荷がかかりすぎること②特性によって書くより効率よい覚え方があること を指導者側が知っているのだろうか?ってことですね。

 

10年前の学級では、まず、子どもたちがどうやって覚えているかを発表してもらいました。書いて練習する子が多かったのは、親や教師がそうやって覚えていたことが大きいかなぁと当時は思いました。

見て覚える子が2~3人いたと記憶しています。定着度によりますが、こういう子に漢字百字の宿題は意味半減です。他に空書きする子や漢字クイズの本を使う子などがいました。

担任側からもいくつかの手段を提案した上で、「覚え方を色々試してみよう」という流れに持って行きました。これだけで改善の見られた子もいましたが、関心を高めるにはやはりゲーム性のある活動を!ということで、週1時間程度、漢字の時間をとっていました。

採点の仕方も変えました。○と×だけで採点せずに、△を付けて部分点を加えていました。スモールステップというなら、課題だけでなく、評価もスモールにすべきでしょう。採点に時間がかかることが大きなデメリットでありますが・・・。この時は、苦手で何も書かなかった子も、ちょっと書いてくれるようになってくれました。

 

というような工夫はしてきましたが、良い学び方はないものかしら?と考える毎日です。